手作りマスクの生地選び|綿や麻の種類|夏と冬向けおしゃれでかわいいおすすめの生地を紹介|裏布にはさらしがおすすめ!

マスクを手作りするのに、どんな生地を使ったらいいのかな?

綿100%や麻100%といっても、薄かったり織り方が違うと、つけ心地が違ってくるんですよね。

表に出る布はかわいい・おしゃれなのを使いたい。でも、裏に使う布はお肌に直接当たるので、お肌に優しい生地を使いたいですよね。

100枚以上のマスクを作ってきて、春夏秋冬と季節を乗り越えて、いろんなマスクの生地にふれてきました

様々な素材の生地でマスクを作った経験から、おすすめの生地を紹介していきます。

手作りマスクに必要なもの

表布
裏布
耳にかけるゴム
糸・
ミシン(ミシンがなくても手縫いでOK!)

マスクの布は少しの布で作れますので、

だいたい30cm分購入すると表布が5、6枚分ほどとれます。

ゴムについては、太さや形など色々ありますが、

私はいつも3ミリの丸ゴムを使用してます。

太すぎず、耳あたりも優しいので。

マスクづくりに便利な手芸小物

私がいつも使っているまち針の代わりのクリップ

もうこれなしに手芸できません!

特に小さなお子さんがいるおうちでは、クリップは安全でいいですよ。

一番おすすめのものはこれ

もっと細いタイプのものもありますが、細いものは若干動いてしまうので、マスクづくりには向いていないです。

手作りマスクの表布について

表布は、マスクをつけるときに正面にでる布です。

やっぱり、かわいい&おしゃれな布がいいですね。

季節によって素材や色を変えて楽しむことができます。

着ている服にも合わせて選びたいですよね。

手作りマスク|春夏向けの生地

春夏は明るめの色がおすすめ。

特に夏は暑いので、暑さ対策にも軽めの生地がいいですね。

コットン100%

やはり、たくさんの種類が売られているコットン100%が表布の王道ですね。

無地はもちろん、柄の種類がたくさんあります。

コットン100%といっても、いろんな織り方厚さの種類があるので、

詳しい説明はこちらをご覧ください。

リネン100%

リネンは肌触りがよく、こなれた感が出るので、私は個人的に一番好きです。

リネン100%といっても、生地の分厚さが色々あるので、

春夏は余り分厚くないものを選ぶといいですよ。

リネン生地については、こちらでも詳しく紹介します。

 

レース

春夏にはレースがおすすめです。

見た目も涼しいく、爽やか清潔感たっぷりですよね。

ただ、穴が空いていたりするので、気になる場合は裏布を2枚重ねてみてください。

穴が大きめな場合は、裏地にアクセントとなる色を入れてあげると、カラフルになっていいですよ。

 

色について

春夏に向いている色は、薄めの色ですね。

  • 白や生成り
  • 薄いグリーンやブルー
  • 薄いピンク
  • ベージュ

その時に自分の来ている服の色に合わせたいですね。

無地の服を着ているなら、柄のマスクをすると生えます!

地味に濃い無地の色をきて、白いレースのマスクもいい感じに。

私のお気に入りは、黒い無地の服にサージグリーンのレースが付いたマスクを着ける組み合わせです。

手作りマスク|秋冬向けの生地

秋冬は濃い色の生地が合います。

素材も少し分厚目のものを選ぶと、温かいですよね。

コットン100%

柄でも濃い色のベースになったものがグッド!

紺色や黒がベースになっていて、柄はカラフルでも花柄でもl

リネン100%

秋冬でもリネン100%はいいと思います。

少し分厚目のリネンで、濃い色。

↓こちらは濃い目のカーキ色↓

ネル生地

秋冬にだけ登場できるネル素材もおすすめです。

ネル生地とはフランネル生地とも呼ばれ、よく秋冬用のパジャマやシャツに使われている生地で、起毛しているものです。

マスク用なので、コットンのネル生地がお肌に優しくておすすめ。

生地が起毛しているので、温かいです!

 

色について

秋冬用におすすめの色はこちら

  • カーキ・オリーブ
  • チャコールグレー

もかのおすすめのマスクの表布はこちら

無地を選ぶならリネン100%を

無地でシンプルだけど、リネンだとこなれた風合いが出て、

さらに、色の染めた感じがとてもおしゃれです。

ぜひお気に入りの色を見つけてみてくださいね。

柄を選ぶならコットン100%

柄ものがたくさんあるのは、コットン100%ですね。

柄に感しては、意外と大きめの柄でもおしゃれになります。

北欧風コットン生地

私は動物柄も好きです。

コットン生地の動物柄を探す

これも↓そうですが、

モノトーンの柄もかわいいです!

手作りマスク|おしゃれな花柄はこれ

花柄といったら、やっぱり、リバティですね。

上品でかわいい!

ただ、私は小花柄全体をマスクで作ることはあまりしません。

それは、小花柄が全体にあると、うーん、なんだかわからない。

そのお上品な小花柄をもっと目立たせるために、無地の布を組み合わせるのが好きです。

子供には派手なかわいい柄布を

子供には大きな動物の柄やアニメのキャラクターでもいいですね。

色も派手な色が子供にはかわいいです!

 

手作りマスクの裏布について

裏布は、もちろん表生地と同じ生地を使ってもOK!

ただ、同じ生地を表と裏に使うと、洗ったあとに、どちらが表だったかわからなくなってしまいます

さらに、裏布はそんなに見える出番がないので、高い生地だともったいない気が。

でも直接口に当たるので、肌心地がよい綿の布がいいですね。

というわけで、私はほとんどのマスクの裏布には白地のものを使用しています。

さらし

いつも使っている裏布です。

さらしは、パリッとしていてマスクの裏布に大変適していると、個人的に思ってます。

幅もマスクづくりにもちょうどよいです。

ガーゼ

ガーゼも肌当たりがよくて、清潔感もあり良いのです。

でも、洗ったあとに、ふにゃっとしてしまって、形が少し崩れる感じになってしまういます。

クレンゼ

クレンゼという生地は、抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術というものを使用している生地です。

お値段は少しお高いです。

クラボウという会社が作られていますが、この生地を使用したマスクの商品説明、

※マスクは完全にウイルス感染(侵入)を防ぐものではありません。

https://ku-lab.jp/item/item17.php

とのことです。

抗菌加工されている生地のためか、私が思う微妙にいいなと思える色合いのものがありません。

でも、抗菌加工されているものが安心!という場合はこちらを使うのが一番です。

100円ショップのてぬぐいでもOK

私が初めて作ったマスクも100円ショップで買った手ぬぐいでした。

一番リーズナブルで、でも、かわいい柄がたくさんあります!

コットン100%なので、お肌にも優しいですね。

生地の種類について

コットン

いつも使っているコットンの柄物は、ほとんどシーチングかブロードです。

リバティの場合は、ローンになります。

やはり、ローンは薄地なのにはりがあって、いい感じになります。でも高い!

でも、ブロードやシーチングでもかわいい生地はたくさんあるので、マスクを作るには十分です。

個人的に、オックスは分厚くてグスッとした感じなので、あまりマスクには向いてない気がします。

 

種類 厚さ・織り方 特徴
シーチング 中厚・平織り 代表的な綿の生地で、バッグなどに使われます
ブロード 薄地・平織り 薄手の生地で、シャツやブラウスに
ローン 薄地・平織り ブロードよりももっと細い糸で作られており繊細な風合いです
オックス 厚地・平織り ブロードやシーチングよりもさらに厚めの生地
フランネル 厚地 起毛している生地で、温かいです。パジャマやシャツに使われています。

リネン

リネンは吸水性・発散性に優れていて、丈夫な生地です。

薄地はマスクには少しうすすぎるので、夏は普通を。冬は中厚あたりがよいかと思います。

しっかりとした形のマスクを作るには中厚をおすすめします。

普通地だと少しクタッとした感じに仕上がりました。

 

リネンの厚さ 番手 特徴
薄地 60番手 シャツなど夏用向き
普通地 40番手 シャツやワンピースに
中厚 25番手 服・パンツ・ベッドシーツなど

 

 

しわになりにくいポリコットン生地

ブロード生地の中でも、30%くらいポリエステルが入っているのがオススメ

マスクは何度も洗って使いますが、生地によってはしわくちゃになってしまいますね。

そして、マスクをつけたときにもパリッと生地が立ってる。フニャッとしない。

ポリエステルが入っていると、パリッとしてシワが入りにくいので、アイロン必要なし

ハワイアンの生地でよく使われています。

 

こなれた感じのコットンリネン

麻と綿を合わせた生地です。

リネンよりもコットンが入っているので、少しパリッと感が出ます。

コットンリネンも風合いが良くてマスクの生地に適しています。

コットンリネンの生地を探す

しわになりにくい洗い方と干し方

当たり前のことなってしまいますが、

この手順で洗って干せば、それほどシワは入らないと思います。

  1. できたら、手洗いを。ササッと洗う
  2. 軽めに脱水をする
  3. 脱水が終わったらすぐに取り出す
  4. マスクを半分におって、何度か手でパンパンと強めに叩く
  5. 干す!

そういう私は、ネットに入れて洗濯機で洗っちゃってます。

やはり、洗濯機を使うと、縦にシワが入ってしまったりします…

まとめ

生地にもいろんな種類があって、何を使ったらよいか迷ってしまいますね。

表布はおしゃれ生地

裏布は清潔な白い生地

春夏には明るい色で風通しの良いもの

秋冬は濃い目の色で、分厚目の生地や温かい生地

季節によって色を変えたり、厚さを変えたりして、そのときに着る服のコーディネイトと合わせてマスクを作って、いろいろと楽しんでみてくださいね。

早くマスクをつけなくてもよい世の中が戻って来ることを願ってます。

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